nao-dの徒然日記

ゆる日記

ストーリー

3/18月曜日何もしたくないので作家妄想してみた


彼とピンクのスカートの女を目撃する
男と目を合わせ、立ち去る

海辺の街はずれにおりたつ
時期外れにイルカショーでイルカに笑われる
ラーメン屋に入る
メニューに迷っていると、メガネの男が
ここはワンタン麺ではないか
と言うので、それとビール瓶を注文する

川原の堤防を辿って街に進む
少年野球の声を聞く
一瞬何か声が大きくなったか、頭に衝撃を受けて
暗転
フライボールが飛んでくる可能性について考えられなかった
ベンチに横たえられズキズキする頭で目を開ける
微かにつぶやき身じろぐと
すぐ近くの地面に座っていた少年が

お母さん大丈夫?
お父さんお母さんが目を覚ましたよ
誰かがやって来て、
りょうこ大丈夫か?
軟式ボールだけど、一応病院に行こうか
あぁ、触ると痛いぞたんこぶは出来てるよ

衝撃でぼんやりしながら、お母さんて何言ってるんだろうと思う
病院は断り、近所の診療所で簡単に診る事になる
遠巻きにガヤガヤした公園から車に乗る

診療所で氷嚢をあてがわれ、
医者に目など観察される
医者の男はどこかであったような

違います、私、この人達の母親とかじゃなくて
名前も違います
オオトリチカです
徐々にはっきりする頭で、カバンに財布が無いこと
電話が壊れている事を知る
どさくさに紛れて盗られたのか
証明もできず、家に連れ帰られる

8歳ぐらいの少年は
どうして半年間帰ってこなかったのかと聞く
父親は子供をいなしながら、
また明日調子が良くなってから、と引き離し、
ベッドに案内し
大丈夫かい?
記憶障害かもしれないが、
もし話したくないなら構わないよ
と慈愛の様な目を少し向け、台所に消えた
別部屋の親子の会話が小さく聞こえていたが、
眠りに落ちる

街ですれちがう若者が
りょうこさん、と声をかける
とまどった様子からか、
少し強引に、魅力的な青年に手を引かれ店に入る


海辺の近くでメガネの医者の男と会い
チカと呼ばれられながら寝る
そのまま柔らかい泥のように過ごす
数日後にクローゼットにピンクのスカートを見つける

りょうこはチカなのか二人いるのか
ピンクがあるだけなのか